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附属放射線科学学際研究センター

センター長:村田 勲(兼務)

附属放射線科学学際研究センターは、放射性同位元素(RI)を用いた放射線科学研究や異分野融合研究における資金・人材・知の好循環の実現に向け、2023年度に機構内に設置されました。企画室、放射線教育部門、学際研究部門、研究支援部門、ならびに共同研究部門を配置し、研究マネジメント機能を強化して、アルファ線核医学治療プロジェクトを中心に回り始めている好循環サイクル(OUエコシステム)を確固なもとすると同時に、社会課題の解決に向けた、新たな放射線科学学際研究の発掘とそれに必要な高度な専門人材の育成、ならびに産学共創を強力に進めます。また、大学の枠を超えた研究支援や設備共用を促進し、短寿命RIを用いた学際研究のための研究支援・研究推進・人材育成の全国的なハブとして機能する事を目指しています。

企画室

室長:中野 貴志

企画室は、研究センター全体を俯瞰し、研究マネジメントの司令塔として機能します。部門間の連携を主導するとともに、共創機構や医学部附属病院、アルファ線核医学治療社会実装拠点などとの連携により、社会課題の解決に向けた学際研究を強力に推し進めます。また民間企業との連携の窓口となり、生み出された新たな価値の社会実装を支援します。また、全学に「教育研究プロジェクト準備経費」を公募し、部局間連携に基づく研究プロジェクトを加速して推進します。

学際研究部門

部門長:樺山 一哉

学際研究部門は、学内部局ならびに国内外の大学・研究所との共同研究により、生物系、物理系、医学系と多分野にわたる短寿命RIを用いた基礎研究を推進します。医理核連携事業の一環として、医学系研究科、理学研究科、核物理研究センターとの協力により「アルファ線核医学治療開発プロジェクト」を精力的に進めています。令和5年度現在、最初の治験薬211At-NaAtに続いて211At-PSMA5薬剤の治験も視野に入れてその準備を進めています。また、その他の候補薬剤についても学内外の共同研究によって開発を進めており、その数は順調に増えています。本研究プロジェクトの詳細については、下記の「プロジェクト」をご覧ください。現在、放射線の生物学的影響、福島関連研究など、アルファ線核医学治療に続く新たな研究プロジェクトの立ち上げを構想しています。本部門では、これら部局間連携に基づく研究プロジェクトを加速して推進していく所存です。

研究支援部門

部門長:豊嶋 厚史

研究支援部門では、研究センターで実施する様々な研究の共同研究・共同利用の窓口となる事をミッションとしています。短寿命RI供給プラットフォーム事業やRIコラボティブ学際領域展開プラットフォーム事業において、本学核物理研究センター、東北大学、理化学研究所、量子科学技術研究開発機構などの学内外組織と連携し、短寿命RIを用いた学際研究を推進・支援します。

放射線教育部門

部門長:岡田 美智雄