医理連携プロジェクト

アルファ線核医学治療開発プロジェクト

 がん患者の1/3は初診時に隣接臓器浸潤、遠隔転移などの進行がんであり、外科的切除、放射線照射などによる治療が困難となっています。現在は化学療法、免疫療法が主な治療手段ですが、5年相対生存率は15%以下です。そこでこれらの初診時進行がんを主な対象とし、副作用の低い治療法としてアルファ線放射性核種を投与することで、体内に取り込まれたアルファ線によりがん細胞を破壊する「アルファ線核医治療」の開発を目的としています。
 本プロジェクトでは特に、アルファ線のみを放出するアスタチン-211(211At)に着目し、様々ながんにアルファ線核種を集積させるための標的剤の開発を行います。合成した治療薬候補については治療効果の検証、副作用の検証、周囲の被曝の有無の検証を行い、アルファ線核医治療に結びつけます。

 

 

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